杉村商店とは?杉村富生の相場解説が聴ける『ザ・マネー水曜日』完全ガイド

こんにちわ、くじらじこ です。

今回は、ラジオNikkeiの平日のメインコンテンツであるザ・マネーより水曜日の放送についてご紹介いたします。

くじらじこ
経済漫談が最高に面白い番組です

ザ・マネーは、月曜日から金曜日まで番組の内容・パーソナリティを毎日変えて放送しています。
時間は、14:30~16:00 です。

株式市場の大引のタイミングを挟んだ新鮮な情報を提供しています。

東京市場の取引終了後のホットなマーケット情報に加え、マネーに関する幅広い情報(不動産・FX・CXなど)を提供すると共に、日替わりパーソナリティが投資戦略や金融商品選びのヒントを解説します。
【曜日別出演者】(敬称略)
・月曜:内田 まさみ/佐藤 隆司ほか
・火曜:天野ひろゆき/松園勝喜/鎌田伸一/八木ひとみ
・水曜:杉村 富生/大里 希世/井上 綾夏
・木曜:櫻井 英明/小澤 京子
・金曜:西山 孝四郎/分林 里佳 

出典:ラジオNIKKEI

今回は、水曜日のザ・マネーです。
経済評論家、杉村富生さんがメインパーソナリティです。

目次

ザ・マネー~視界良好!杉村商店

出典:ラジオNIKKEI

ラジオNIKKEIの平日午後を代表する投資番組「ザ・マネー」。

その中でも水曜日は、経済評論家 杉村富生さん が登場する名物回。とくに人気を集めているのがコーナー 「杉村商店」 です。

市場解説だけでなく、ユーモアたっぷりのトークや独自の投資哲学が展開され、投資家にとって“水曜の楽しみ”になっています。

本記事では「杉村商店」の内容や杉村富生さんの魅力、番組の聴き方まで詳しく解説します。

杉村富生さん。私は、講演会で何回かお話を聞かせていただいております。

杉村さんは、本当にお話がうまい。おもしろい。
話芸の天才だと思います。

この番組は、実は株式の解説をしてくれる杉村さんのお話以上に杉村さんのおもしろいエピソードトークを聴く番組です。

くじらじこ

毎週欠かせない経済漫談です!

基本情報

「ザ・マネー~視界良好!杉村商店」は、ラジオNIKKEIで毎週水曜日に放送されている投資情報番組です。

出典:ラジオNIKKEI

🏢 番組概要

この番組は、経済評論家の杉村富生さんがメインパーソナリティを務め、市場分析と鋭い洞察力による相場解説が特徴です。

アナウンサーとしては、大里希世さんと井上綾美さんが出演しています。

彼女たちは、杉村さんの解説を補完し番組の進行を担当しています。
大里さんと井上さんの明るくプロフェッショナルな進行が、番組の質を高め、リスナーにとってわかりやすく有益な情報を提供しています。

特に杉村氏の解説は、長年の経験に裏打ちされた鋭い視点と独特の話芸で、多くのリスナーを魅了しています。水曜日はまさに「杉村劇場」!

番組の主な特徴

杉村富生とは?経歴・プロフィール

杉村富生(すぎむら とみお):経済評論家。熊本県生まれ、明治大学法学部卒。分かりやすい市場解説と鋭い株価分析、そして「個人投資家サイドに立つ」姿勢で知られる。ラジオNIKKEI『ザ・マネー』水曜日の看板コーナー「視界良好!杉村商店」にレギュラー出演中(毎週水曜 14:30〜16:00)。全国での講演会も人気で、長年のファンが多い。

略歴(要点)

  • 熊本県生まれ。明治大学法学部卒業。経済・市場の現場取材と解説の両面で活動。
  • 有力証券専門紙で経済・証券を長年取材し、編集局経済部・証券部長などを歴任。1991年に独立。
  • 現在は経済評論家として、ラジオ・雑誌・講演・ウェブ連載を横断して発信。

主な活動領域

  • ラジオ:ラジオNIKKEI『ザ・マネー』水曜日「視界良好!杉村商店」レギュラー。タイムフリー/Podcastでも配信。
  • 寄稿・連載:『株探』で「短期相場観測」を連載(バックナンバー公開)。
  • 講演:全国各地で株式講演会を多数開催(公式サイトで告知)。

代表的な著書(近年/公式掲載より抜粋)

  • 『保存版 株式投資 勝ち方の本質』(すばる舎, 2025)
  • 『これから3年 株で攻める!』(すばる舎, 2024)
  • 『株価チャートのすごコツ80!』(すばる舎, 2023)
  • 『老後資金2000万円はこの株で作りなさい!』(すばる舎, 2021)
  • 『これから10年 株で「1億」つくる!』(すばる舎, 2015)
  • 『超高速取引に打ち勝つ! 株の「トリプル投資」作戦』(ビジネス社, 2016)

※著作は100冊超にのぼり、公式サイトの「著作物」ページに年次・ISBN付き一覧が公開されています。

くじらじこ

まずは、この本から読んでみよう!

語り口・投資観の特徴

物語性のある解説:個別材料、需給、マクロの因果を結んで「なぜ今その動きか」を説明。
個人投資家目線:「個人投資家サイドに立つ」をモットーに、実践的な着眼点を提示。
用語と比喩が明快:チャートや需給の要諦を、初学者にも伝わる比喩で整理。

杉村富生さんの経済談義

杉村富生さんがリアルタイムで市場動向を解説し、投資のヒントを提供します。
旬の話を、わかりやすい内容で整理してくれます。

出典:杉村富生兜町ワールドより

杉村さんのエピソードを交えた おはなし が、大変おもしろい です。

杉村節炸裂!投資哲学とユーモア

「視界良好!杉村商店」の大きな魅力は、単なる株式市場の解説にとどまらず、杉村富生さん独自の投資哲学とユーモアが随所に散りばめられている点です。

リスナーの間では「杉村節」と呼ばれ、思わず笑ってしまう比喩や、なるほどと膝を打つ投資の真理が飛び出します。

投資は哲学である

杉村さんはしばしば「株価は哲学だ」と語ります。

相場は人間の心理と群集行動が反映されたものであり、単なる数字の動きではないという考え方です。実際にジョージ・ソロスの「再帰性理論」やケインズの「美人投票理論」などを引き合いに出しながら、相場の本質を分かりやすく解説します。

例えば「高いところを買って、もっと高いところで売る」「安いところで買って、高いところで売る」というシンプルなルールを繰り返し説きます。

これは単純に聞こえますが、市場心理と需給を見極めることの重要性を端的に表しています。

比喩とユーモアの妙

杉村さんの語り口は落語のようで、ユーモアが絶えません。

投資家心理を説明する際に「まるで嘘つきが『私は嘘つきです』と言ったら、それは真実か?」といった逆説的な例えを持ち出すこともあり、聴いている側は笑いながら市場の奥深さを理解できます。

また、銘柄や相場の動きを説明する際には「列車の先頭車両に飛び乗るか、最後尾から静かに乗るか」など、誰にでもイメージしやすい喩えを使うのも特徴です

。こうした表現が投資初心者の理解を助け、ベテラン投資家には新しい視点を提供しています。

経験に裏打ちされた説得力

長年の市場取材と数々の相場局面を経験してきた杉村さんだからこそ、一見ユーモラスに聞こえる言葉にも重みがあります。

たとえば「強い銘柄は押し目待ちに押し目なし」といったフレーズは、相場の鉄則を端的に表したもの。

こうした言葉はリスナーの記憶に残り、投資判断のヒントになります。

聴くと元気になる相場解説

杉村節のもう一つの特徴は、聴く人を前向きにさせる力です。

日本経済の長期停滞を「怒りの猛反騰劇」というフレーズで語り、未来に希望を持つ大切さを伝えます。経済評論を超えて、リスナーに「投資を通じて社会と関わり続けることの意義」を感じさせるのです。

投資家にとって杉村さんの言葉は、市場を読むヒントであると同時に「心の支え」にもなっています。

ユーモアと哲学を兼ね備えたこの解説こそが、多くのリスナーを惹きつける最大の理由と言えるでしょう。

くじらじこ

失われた30年への悔しさも滲みます

大里希世さんと井上綾夏さん|番組を支えるアナウンサー

『ザ・マネー水曜日』を彩るのは、杉村富生さんだけではありません。

アナウンサーの大里希世さんと井上綾夏さんが出演し、それぞれの持ち味を活かして番組を進行しています。

杉村さんの自由奔放なトークを受け止め、整理し、リスナーにわかりやすく伝える二人の存在があってこそ、番組は心地よいテンポで進行しているのです。

大里希世さんの役割

前半の市況解説や「杉村商店」のコーナーでは、大里希世さんが杉村さんの相棒役を務めます。

杉村さんの話は縦横無尽に広がることがありますが、大里さんは適切なタイミングで相槌や質問を挟み、トークを整理してくれます。

  • 市場解説に必要な数字やニュースをきちんと補足
  • 杉村さんのユーモアを受け止めて笑いに変える
  • 初心者リスナーにも理解できるよう要点をかみ砕く

その進行力と柔らかい雰囲気のおかげで、番組の前半は安心感があり、杉村節を引き立てる舞台が整えられています。

井上綾夏さんの役割

番組の後半、特に「47都道府県企業探訪」やエンディング部分を担当するのが井上綾夏さんです。

彼女は地方企業の魅力を引き出し、杉村さんの地方目線のトークをリスナーに分かりやすく伝える役割を担っています。

  • 地方企業や地域経済のトピックを紹介
  • 杉村さんのエピソードをまとめて、リスナーに理解しやすく伝える
  • 番組最後の雰囲気を明るく締める役割

井上さんの穏やかで親しみやすい進行は、リスナーに「また来週も聴こう」と思わせる大切な要素になっています。

二人の存在が番組を支える

杉村富生さんの独自の投資解説は、しばしば熱を帯びて大きく広がります。

それを整理し、リスナーに寄り添って伝えるのが大里さんと井上さんの役割です。

二人の安定した進行があることで、『ザ・マネー水曜日』は単なる相場解説番組ではなく、「知識と楽しさが共存する投資バラエティ」として成立しています。

前半は、大里さんが抜群の仕切り力で杉村さんのエピソードトークをコントロールします。
「はい、はい」「えー、えー」という、相槌が芸術的ですらあります。

井上さんは、番組最後のコーナー、47都道府県企業探訪から番組の終了までの流れが素晴らしいです。

王道の相場観

杉村さんの解説は、まさに王道と言えるものです。
同時に、実は誰よりもトレンドに敏感であります。

くじらじこ

EV関連銘柄・半導体銘柄など、リアルな情報が売りです。

また、投資初心者にもわかりやすい内容が盛り込まれており、専門的な用語や概念も丁寧に解説されます。

くじらじこ

杉村さん独特の投資用語(親父ギャグ?)が最高!

ポイント

杉村さんは、全国を飛び回って講演会を行なっています。
特に地方の講演会やお仕事のエピソードトークが秀逸です。

その時、いつも感じるのが杉村さんの地方の企業・活力に対する優しいまなざしです。
必ず、一ついいところを見つけてお話しされています。

日本を、日本経済を愛している偉大な方です。

📌 【杉村商店】マーケットの視界を晴らす解説

『ザ・マネー』水曜日の名物コーナーが 「杉村商店」 です。このコーナーでは、

📌 日経平均の動向:現在の市場は狭いレンジのボックス相場。上値が重いが、下値も堅い展開が続いている。
📌 投資家心理:相場の「持ち合い」が続くと、どちらかに大きくブレイクする可能性が高い。
📌 個別銘柄の注目ポイント:市場のトレンドに乗った銘柄を見極め、どう戦うか?

杉村氏は 「株価は哲学」 と称し、ジョージ・ソロスの再帰性理論などを絡めながら、投資の奥深さを語ります。

📌 【Today’s Market】本日の相場動向

水曜日の『ザ・マネー』では 「きょうカブ!」 コーナーで、その日の市場動向をリアルタイムで解説。

✅ 日経平均の値動き ✅ TOPIXやグロース指数の推移 ✅ 値上がり・値下がりランキング ✅ 決算発表や企業動向

もちろん、コメンテーターとしてラジオNIKKEIの鎌田伸一さんが参加しています。

ザ・マネーでは、鎌田伸一さんがその日の相場の状況を教えてくれます。
いつも15時半前後に登場しますので、注目してください。

📌 【杉村節炸裂】投資の極意と市場哲学

くじらじこ

杉村氏の話芸は、まさに唯一無二。

💡 例え話の達人:「この株は押し目か?それとも崩れか?まるで嘘つきが『私は嘘つきです』と言ったら、それは真実か?」
💡 投資哲学:「株価には誤った認識が常に存在し、それが相場を動かす」
💡 経験に基づく洞察:「高いところを買って、より高いところを売る。低いところを買って、高いところで売る。それが投資だ」

これらのユニークな話術は、投資初心者からベテランまで、思わず引き込まれる魅力があります。

杉村富生さんの全国講演会・IRセミナー活動

ラジオや雑誌だけでなく、杉村富生さんは全国各地で株式セミナーやIRイベントの講演活動を精力的に行っています。

証券会社や上場企業のIRフェア、投資関連イベントの特別セッションなどで講師を務め、その場でしか聴けない臨場感のある解説を届けています。

地方を飛び回る人気講師

杉村さんは大都市圏だけでなく、地方都市にも積極的に足を運ぶことでも知られています。

地元企業や地域経済の話題を交えながら、相場の展望や投資戦略を解説。参加者からは「地元企業の強みを教えてもらえるのが嬉しい」「ニュースでは聞けない現場感がある」といった声が多く寄せられています。

IRイベントでの存在感

日本各地で開催されるIRフェア(投資家向け説明会)でも、杉村さんの講演は常に人気を集めます。

上場企業の経営陣や個人投資家が集まる場で、最新の市場動向や注目セクターを解説するスタイルは「分かりやすく実践的」と高い評価を得ています。

  • 日経平均やセクターごとのトレンド分析
  • 中小型株や成長企業の着眼点
  • 「失われた30年」を乗り越えるための日本市場の可能性

特に「個人投資家サイドに立つ」姿勢を貫く杉村さんの言葉は、IRイベントに参加する一般投資家に強い共感を呼び起こしています。

講演会の雰囲気

杉村さんの講演会は、堅苦しい経済セミナーではなく「投資漫談」に近い雰囲気が特徴です。

笑いを交えながら相場の本質を伝え、初心者もベテランも楽しみながら学べる内容となっています。会場では時に立ち見が出るほどの盛況ぶりで、質疑応答も活発。

参加者に元気を与える講演スタイルが、多くのリピーターを生んでいます。

講演活動が示す杉村さんのスタンス

こうした講演活動は、杉村富生さんが「日本経済をもっと元気にしたい」という思いから続けられています。

地方企業の強みを拾い上げ、投資家に伝える姿勢は、地域経済と資本市場の架け橋とも言えるものです。

ラジオNIKKEI『ザ・マネー水曜日』とあわせて、杉村さんの講演は投資家にとって欠かせない学びの場となっています。

まとめ

1週間の折り返しの水曜日。

ザ・マネー〜視界良好!杉村商店は、そんな水曜日にホッと一息つける楽しい番組です。

杉村氏の話芸と共に、投資の本質を学べる水曜日の『ザ・マネー』。
マーケットの動向を理解し、次の一手を考えるために、ぜひチェックしてみてください!

株をやっている人にとっては、週の相場を見通せる曜日でもあります。

もちろん、radikoなら後からゆっくり聴くのもOK。

くじらじこ

杉村さんの経済漫談を是非聴いてみてください。

次のプログラムは、コチラ。大里さん、大忙しです。

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