この記事の結論
鎌田伸一(かまた しんいち)さんは、株式専門紙の記者を経て2001年にラジオNIKKEI記者になった人です。
2026年秋の時点では「きょうカブ!@マーケット・テラス」で、火・水・金曜の15時30分ごろの大引け直後に、その日の相場を解説しています。
このコーナーはポッドキャストでも配信されていて、聴き逃しても後から聴けます。
ヴェストラこんにちわ、ヴェストラ です。
ラジオNIKKEIを聴いていて、ある日ふと気づくことがあります。
「この人、毎日いない?」
株式市場が終わった直後、あの声が流れてくる。落ち着いているような、どこか飄々としているような、一度聴いたら絶対に忘れない声。
このサイトでいちばん読まれている記事が、実はこの鎌田さんの記事でした。
アナウンサーでもパーソナリティでもタレントでもない、一人の記者にこれだけ関心が集まっている。それ自体が、鎌田さんという存在の特異さを物語っていると思います。
2026年春の番組改編で、ラジオNIKKEIの午後は大きく姿を変えました。その中で鎌田さんはどこにいるのか。あの声と話し方は何なのか。そして、なぜ多くのリスナーが鎌田さんの解説を頼りにするのか。
毎週聴いている一リスナーとして、できるだけ具体的に書いていきます。
鎌田伸一さんとは|まず基本情報から
「かまだ」ではなく「かまた」です
最初に、これだけは押さえておいてください。
細かいようですが、ラジオで名前を覚える文化圏では、これは意外と重要です。番組内で紹介されるときも、必ず「かまた」と発音されています。検索するときも「かまた しんいち」で引いたほうが確実です。
経歴
ラジオNIKKEI公式のプロフィールには、こう記されています。
株式専門紙記者を経て、2001年にラジオNIKKEI記者となる。独特の節回しと、個人投資家好みの銘柄取材で、一般リスナーのみならず証券業界にもファンが多い。
ここで見逃してはいけないのが、**「株式専門紙記者を経て」**という部分です。
つまり鎌田さんは、ラジオNIKKEIに入ってから記者になったのではなく、すでに記者だった人がラジオNIKKEIに来たわけです。2001年から数えても四半世紀。専門紙時代を含めれば、株式市場を取材し続けてきた年月はさらに長いことになります。
そして公式プロフィールが、キャリアの特徴として真っ先に「独特の節回し」を挙げている点。局が公式に「この人は声と話し方が独特です」と書いているのです。後ほど詳しく触れますが、これは公認の個性ということになります。
「証券業界にもファンが多い」の意味
個人的に、この一文がいちばん重いと思っています。
リスナーに人気があるだけなら、話が面白い、声が良い、で説明がつきます。しかし証券業界の人間にファンが多いというのは、話芸では成立しません。プロが聴いて聴き応えがある、ということです。
四半世紀ぶんの取材の蓄積が、そこにあるのだと思います。
2026年改編後、鎌田さんはどこで聴けるのか


結論:きょうカブ!@マーケット・テラス
2026年春の改編で、ラジオNIKKEIの午後は大きく再編されました。午前から前場を伝えていた『マーケットプレス』の後場パートと、午後の『ザ・マネー』が統合され、**平日12時30分から16時までの大型ワイド『マーケット・テラス』**が誕生しています。
この番組の中に、鎌田さんの現在の主戦場があります。
「きょうカブ!@マーケット・テラス」。毎平日15時30分、東京株式市場の取引終了直後に、その日一日の株式市場の動きと重要ポイントを10〜15分で解説するコーナーです。
大引け直後という、いちばん贅沢な時間帯



15時30分という時間の意味を考えてみてください。
東京株式市場が閉まった、その直後です。終値が確定し、値上がり・値下がりの顔ぶれが出揃い、まだ誰も整理していない状態。そこに、記者が10〜15分で「今日は何が起きたのか」を言語化する。
夕方のニュースで聞く相場解説は、すでに整理されたあとのものです。翌朝の新聞はもっと整理されています。しかし大引け直後の生々しさは、この時間にしか存在しません。
鎌田さんの解説が独特の説得力を持つのは、この時間帯の性質と、記者という立場が噛み合っているからだと思います。
【重要】ポッドキャスト配信があります
ここ、聴き逃している方が多いと思うので強調させてください。
『マーケット・テラス』は、番組全体のポッドキャスト配信がありません。聴き逃した場合はradikoのタイムフリーを使うしかなく、これは放送後1週間という制限がかかります。
ところが、「きょうカブ!@マーケット・テラス」は単独でポッドキャスト配信されています。
Apple Podcasts、Spotify、Amazon Music、radikoのポッドキャスト機能。いずれでも聴けます。しかも毎日更新です。
つまり、鎌田さんの解説だけなら、時間制限なしで、通勤中でも寝る前でも聴けるということ。平日の15時30分にラジオの前にいられる人は限られますから、これは実質的な救済措置です。
ポッドキャストアプリで「きょうカブ」と検索してみてください。フォローしておけば、毎日自動で届きます。
改編前は、どこにいたのか
長年のリスナーには懐かしい話を、少しだけ。
『マーケットプレス』の鎌田さん
改編前、鎌田さんは平日の『マーケットプレス』に出演していました。東京市場の動向をリアルタイムで伝える番組で、前場・後場それぞれの流れを解説する役割です。
いま思えば、この番組での鎌田さんが**最も「記者そのもの」**でした。相場が動いている最中に、その理由をリアルタイムで言語化していく。予測ではなく実況に近い仕事です。
『ザ・マネー』の鎌田さん
そして午後の『ザ・マネー』では、株式市場の終了間際に登場し、その日の動きを総括していました。
当時、私の中では**「鎌田さんの声=ザ・マネーの折り返し」**という感覚がありました。この声が聞こえてきたら、番組は後半戦。そういう体内時計ができていたのです。
いまは、その両方が一本になった
改編によって『マーケットプレス』の後場と『ザ・マネー』が統合され、『マーケット・テラス』という3時間半のワイドになりました。
つまり鎌田さんの役割は、かつて2つの番組にまたがっていたものが、1つの番組の中の1コーナーに集約されたということになります。
出番が減ったように見えるかもしれません。ただ、大引け直後という最も価値の高い時間帯にポジションを置き、しかも単独でポッドキャスト配信までされている。扱いとしてはむしろ厚くなっていると私は見ています。
昔からのリスナーが「マーケットプレスがなくなった」と寂しく感じる気持ちはよく分かります。私もそうでした。でも、聴く場所が変わっただけです。


あの声について、本気で考えてみる
さて、ここからが本題かもしれません。
一度聴いたら忘れられない
鎌田さんの声を初めて聴いたとき、私は「え、今の誰?」と手を止めました。
低くもなく高くもない。滑舌はいいのに、どこか脱力している。ニュース読みのアナウンサーのような整った発声ではなく、かといって素人っぽくもない。どのカテゴリーにも収まらない声なのです。
しばらく聴いて、私の中で出た結論がこれでした。



藤子不二雄作品のキャラクターっぽい。
ドラえもんのような、オバケのQ太郎のような。決して似ているわけではないのですが、「実写の人間というより、描かれたキャラクターの声」という感触が近い。声優さんに寄せた表現をするなら、演技をしていないのに演技をしているように聞こえる声、でしょうか。
株式市場の厳しい話をしているのに、どこか角が取れて届く。これは声の力です。
「独特の節回し」の正体
公式プロフィールが挙げている「独特の節回し」。これが何なのかを、聴きながらずっと考えていました。
私の理解では、文末に向かって音程がゆるやかに上がるのが特徴です。断定して落とすのではなく、少し浮かせたまま終わる。だから「〜なんですよね」「〜という状況ですよね」という語尾が、押しつけがましくならない。
もうひとつが間の取り方です。数字を挙げる前に、わずかに間が空きます。「今日の一番安い値段が、6万1100円台ですね」という具合に、数字の前でほんの一拍。この癖があるおかげで、ながら聴きしていても数字だけは耳に引っかかります。
意図的な技術なのか、癖なのかは分かりません。ただ結果として、聴き手が情報を取りこぼしにくい話し方になっています。
「鎌田節」はクセになる
ラジオNIKKEIを聴き始めて半年ほど経った頃、自分でも驚いたことがあります。
相場を知りたいというより、あの声を聴くと一日が終わった感じがする。時報のような、風呂の湯が沸いた合図のような、そういう位置づけになっていました。
同じような方、けっこういらっしゃるのではないでしょうか。
「鎌田構文」という話法
鎌田さんの解説には、一定の型があります。勝手に「鎌田構文」と呼んでいます。
基本形
◯◯という株が◯◯という理由で上がった(下がった)。 その背景には◯◯という環境・状況があるのではないか。
「上がりました」は事実。「◯◯だからです」は解釈。この2つを鎌田さんは明確に分けて話します。そして解釈の部分には、必ず留保がつく。
そして、他の出演者に投げる
さらに鎌田構文には続きがあります。
このような解釈をしましたが、◯◯さん、いかがでしょうか。
自分の解釈を述べたあと、同席している評論家やアナリストに投げるのです。
ここが本当に上手い。番組が対話になり、別の角度からの見方が出てきて、リスナーは「見解は複数ありうる」ということを自然に学ぶことになります。
一人で断定して終わる解説者なら他にもいます。しかし自分の解釈を提示したうえで、それを検証にかける人は、そう多くありません。
なぜ「記者」であることが効いてくるのか
ラジオNIKKEIの出演者には、アナリスト、ファンドマネージャー、経済評論家、学者と、専門家が数多くいます。その中で鎌田さんは、一貫して記者です。



この違いは決定的です。
専門家は「自分の見立て」を語る仕事です。対して記者は「起きたことを伝える」仕事。だから鎌田さんの解説は、事実の提示から始まり、解釈には必ず「ではないか」がつき、最後は他者の見解に開かれる。



市場に対して謙虚なのです。
そして、この姿勢はリスナーを守ることにもつながっています。断定されれば人は従いたくなる。留保をつけられれば、自分で考える余地が残る。旧記事では「おすすめ銘柄を教えてくれる」と書いていましたが、これは私の書き方が不正確でした。鎌田さんがしているのは推奨ではなく、動いた銘柄の背景を解きほぐす作業です。ここは訂正させてください。
8月19日放送を聴いてみた|記者の目の付けどころ
言葉だけでは伝わりにくいので、実際の放送から。2026年8月19日(水)の「きょうカブ!」です。
指数ではなく、安値銘柄の「顔ぶれ」を見る
この日は荒れていました。日経平均は3%を超える下落。前日と合わせて2日間で4,000円ほど下げています。東証プライムの33業種のうち、プラスを保ったのは医薬品のみ。
普通なら、下落幅の大きさを強調して終わる回です。
ところが鎌田さんは、日経平均の下げ幅を確認したあと、**「それ以上に私の中で心配なのは、新安値銘柄の顔ぶれです」**と話を転じました。
そして、プライム市場でその日に年初来安値をつけた銘柄を数え上げ、その中に大手ゼネコンと大手不動産が揃って含まれていることを指摘します。半導体株が騒がれている裏で、誰も見ていない場所に目を向けたわけです。
指数は結果でしかない。どの銘柄が安値を更新したかのほうが、市場が何を織り込もうとしているかを示している。 この着眼点は、毎日全銘柄の値動きを見ている人でなければ出てきません。
借金の額から、金利上昇の影響を説明する
さらに解説は続きます。
なぜ建設と不動産なのか。金利が上昇すると、借入の多い業種の負担が増える。では実際どれくらい借りているのか——と、大手不動産各社の有利子負債の規模を、兆円単位の数字で挙げていきました。
そのうえで、こう整理します。不動産会社が都市開発のスポンサーになり、大手建設会社が組んで工事をし、そこに銀行が融資する。都市銀行の貸出残高は前年同期比8%台の伸びが3か月続いている。この構造が、いまの日本経済を支えている一部なのだと。
金利が上がれば、この大型プロジェクトの担い手に負担がかかる。直近の決算にはまだ影響が出ていない。それでも株価が先に安値をつけている。市場は将来を読んでいるのではないか。
これが鎌田構文です。事実、構造、そして留保つきの解釈。
「主戦場がアメリカになっちゃった」
もうひとつ面白かったのが、半導体株についての整理でした。
従来は、アジアの動きがアメリカに影響するという順番だった。ところが最近は、韓国の半導体大手の株価がアメリカ市場で大きく下げ、それが翌日のアジア市場に跳ね返ってくる。アメリカでの値動きが起点になっている。
この一言で、複雑な連鎖が腑に落ちました。そして、翌日のアジア市場を占うなら今晩のアメリカ市場を見るべきだ、という実践的な結論まで示される。
翌日以降を、統計から読む
そして最後に、必ず次の材料を置いていきます。
この日は、内閣府から発表された機械受注統計に触れていました。電子計測器の分野で、6月の受注が前年同月比2倍。4月が71%増、5月が4倍、6月が2倍という推移を挙げ、企業の研究開発や増産に伴う工場内計測機器の需要が伸びていると指摘します。
6月の受注は、7月以降の売上高に反映される。つまり7〜9月期の業績も強い可能性がある、と。そのうえで「明日の朝は貿易統計が出ます」と締めくくりました。
今日の相場を伝えるだけでなく、明日以降に何を見ればいいかを置いていく。10〜15分の中に、これだけ詰まっています。
なお、この日に名前が挙がった個別銘柄については、当サイトでは扱いません。放送は放送で聴いてください、というのが基本方針です。
専門用語は使うが、置いていかない
鎌田さんの解説は、初心者向けに噛み砕いてくれるタイプではありません。有利子負債、年初来安値、貸出残高、機械受注統計。専門用語は普通に出てきます。
ただ、用語を使ったあとに必ず噛み砕きが入るのです。
たとえば、なぜ不動産会社は借金が多いのかという話になったとき、こう説明していました。自己資金だけで不動産会社が世界展開することはできない。だから借入が多いのは当たり前である、と。
用語の辞書的な定義を説明するのではなく、その業種の商売の仕組みから説明する。だから一度聴けば、次に同じ言葉が出てきたときに意味が立ち上がります。
投資初心者にとって、この「置いていかないが、水準は下げない」バランスは、実はとてもありがたいものです。分かりやすさを優先しすぎた解説は、分かった気にはなっても実力がつきません。
情報源としての「取材」
公式プロフィールにある「個人投資家好みの銘柄取材」という表現も見逃せません。
取材です。データ分析でも、チャート分析でもなく。
企業に足を運び、話を聞き、確かめる。この作業を四半世紀続けてきた人が、大引け直後の15分で話している。ラジオから流れてくる10数分の背後に、その蓄積があると思うと、聴き方が変わってきます。
なぜ、記者にファンがつくのか
普通、メディアで人気が出るのは、前に立つ人です。パーソナリティ、キャスター、タレント。記者は裏方であり、名前を覚えられることすら稀な職種のはずです。
それなのに、鎌田さんにはファンがいる。証券業界にまでいる。当サイトでもこの記事が最も読まれています。
理由は3つあると思っています。
ひとつめは、毎日いること。 週3日、同じ時間に、同じ声で現れる。この反復が親しみを生みます。ラジオという媒体の本質は、たぶんここにあります。
ふたつめは、断定しないこと。 予想を外す人は、いつか信用を失います。でも鎌田さんは予想を主業務にしていないので、そもそも外れようがない。結果として、信頼が目減りしません。
みっつめは、声。 身も蓋もないようですが、これは本当に大きいと思います。同じ内容を別の人が読んでも、この記事は書かれていなかったはずです。
ラジオNIKKEIという局の面白さ
これは鎌田さんに限った話ではないのですが。
ラジオNIKKEIには、テレビでは絶対に主役にならない人が主役になるという構造があります。記者、経済評論家、アナリスト、専門紙の出身者。地味と言えば地味な顔ぶれです。
でも、毎日聴いていると、この人たちが一番面白いことに気づきます。派手さがない分、中身で勝負するしかない。その結果、密度が異常に高くなる。
鎌田さんはその象徴のような存在だと思います。
鎌田さんの解説を、どう聴けばいいか
長く聴いてきて、こう聴くと得るものが多いと感じている点を挙げます。
「ではないか」の前と後ろを分ける
鎌田構文の性質を理解すると、聴き方が変わります。
「ではないか」より前は、確認できる事実です。株価、出来高、統計の数字。これはメモする価値があります。
「ではないか」より後ろは、解釈です。これはメモしてもいいですが、そのまま信じるものではありません。鎌田さん自身が留保をつけている以上、聴き手も留保つきで受け取るのが筋です。
この切り分けができるようになると、他の番組を聴くときの精度も上がります。
数字は数字のまま書き留める
前年同月比2倍、8%台の伸び、3か月連続。こうした数字は、あとから一次情報で確認できます。
決算短信、内閣府の統計、日銀の公表資料。放送で出た数字を自分で裏取りする習慣をつけると、ラジオが情報源から学習教材に変わります。
ポッドキャストで繰り返し聴く
前述のとおり、きょうカブ!はポッドキャスト配信があります。
一度で理解できなくても、通勤中にもう一度聴けばいい。専門用語が出てきても止めず、最後まで聴き通してからあとで調べる。同じ用語が毎日繰り返し出てくるので、2か月も続ければ主要な語彙は体に入ります。
「今日は何に注目したか」だけをメモする
もし時間がなければ、これだけで十分です。
鎌田さんの解説には、毎回その日いちばん気にしている一点があります。8月19日であれば「新安値銘柄の顔ぶれ」でした。日経平均の下げ幅ではなく、そこを見ていた。
この「何に注目したか」を1行メモしておくと、1か月後に見返したときに、市場の関心がどう移り変わってきたかが分かります。半導体から金利へ、金利から建設・不動産へ、といった具合に。
個別の数字を全部書き取るより、この1行のほうがずっと役に立ちます。
他の出演者への「投げ」を聴き逃さない
鎌田構文の最後、他の出演者に解釈を投げる部分。ここは飛ばさないでください。
投げられた相手が、鎌田さんの解釈をどう受け止めるかにこそ、情報があります。全面的に同意するのか、別の角度を持ち出すのか、やんわり否定するのか。
同じ市場を見ている専門家の間で見解が分かれる瞬間は、そう頻繁にあるものではありません。この数十秒に、番組を聴いている価値が凝縮されていると思います。
余談:私物自慢をさせてください


ここからは完全に個人的な話です。
ラジオNIKKEIの年末スペシャル番組の懸賞に応募して、当たりました。番組名は「信用取引トレジャークラブ」。ご存じの方がいたら、たぶん相当なリスナーです。
さらに白状すると、鈴木一之さんのサインもあります。そしてマーケットプレスの元田さんのサインも。
改めて並べてみると、ラインナップの味わい深さがすごい。芸能人でもアイドルでもなく、経済評論家と記者とキャスターのサインが揃っている。おそらく世の中の大半の人には価値が伝わりません。



でも、いいのです。
ラジオNIKKEIを長く聴いている人にとって、この方々は「テレビで見る有名人」とはまったく違う距離感の存在です。毎日、耳元で話してくれている人。その人のサインが手元にあるというのは、なかなか良いものです。



信用取引トレジャークラブの復活を、切に願います。
よくある質問
Q. 鎌田伸一さんはいつ聴けますか? 「きょうカブ!@マーケット・テラス」で、火曜・水曜・金曜の15時30分頃から10〜15分です。
Q. 聴き逃しても聴けますか? 聴けます。きょうカブ!はポッドキャスト配信されているので、Apple Podcasts、Spotify、Amazon Music、radikoのポッドキャスト機能から、時間制限なく聴けます。
Q. 「ザ・マネー」や「マーケットプレス」はどうなりましたか? 2026年春の改編で、両番組は統合され『マーケット・テラス』(平日12:30〜16:00)になりました。
Q. 名前の読み方は? 「かまた しんいち」です。「かまだ」ではありません。
Q. 地方に住んでいても聴けますか? 聴けます。ラジオNIKKEIは民放唯一の全国放送なので、radikoのエリア制限がかかりません。
まとめ
鎌田伸一さんは、ラジオNIKKEIにおける稀有な存在です。
- 株式専門紙を経て2001年から、四半世紀にわたって株式市場を取材してきた記者
- 火・水・金の15時30分、大引け直後の「きょうカブ!」を担当
- 事実と解釈を分け、解釈には必ず留保をつける「鎌田構文」
- 指数ではなく安値銘柄の顔ぶれを見る、記者ならではの着眼点
- そして、一度聴いたら忘れられないあの声
専門家が断定してくれる解説を求めている人には、物足りなく感じるかもしれません。でも、自分で考える材料を集めたい人にとって、鎌田さんの10〜15分ほど密度の高い時間は他にないと思います。
まずはポッドキャストをフォローするところから、いかがでしょうか。



それでは、また。







