11月29日(土)、大阪で開催された 「投資戦略フェアEXPO2025大阪」 に参加してきました。
PanRollingが主催する国内最大級の投資イベントで、1日通して株式・FX・マクロ経済・オルタナティブ投資など、あらゆるジャンルのプロが集結する“投資の祭典”です。
今年は会場も変わり、開場直後から長蛇の列。
体感としては「コロナ前の熱気が完全に戻ってきた」という印象でした。
この記事では、
- 会場の様子
- 当日の雰囲気
- 私が実際に参加したセミナーのレビュー
- 話題になっていたテーマ
- 来年に向けた注目ポイント
を、現地参加者ならではの臨場感を交えてまとめます。
ヴェストラ去年より1ヶ月遅い開催ですね


■ 投資戦略フェアEXPOとは?


まず簡単に概要から。
投資戦略フェアEXPOは、PanRollingが毎年開催している投資イベントで、
- 一線で活躍する投資家
- アナリスト
- トレーダー
- エコノミスト
- 金融機関のプロ が多数登壇します。
投資戦略フェアとは?──年2回、東京と大阪で開催される国内最大級の投資イベント
**投資戦略フェア(PanRolling主催)**は、国内の投資家・トレーダーが最も注目する大型イベントのひとつです。
毎年 「東京」「大阪」 の2都市で年2回開催されており、株式・FX・オプション・商品・暗号資産・マクロ経済など、あらゆる金融ジャンルのトップ講師が集結する“投資の総合フェス”です。
会場は複数のセミナールーム(A〜D会場など)に分かれており、著名トレーダー、アナリスト、エコノミスト、金融機関の専門家が登壇し、
1日を通して数十本のセミナーが同時進行で行われます。
特徴としては次のとおりです。
● 年2回の「東京」と「大阪」開催
- 2〜3月:東京(春)
- 10〜11月:大阪(秋〜冬)
という年間サイクルで開催され、地域ごとに登壇者やテーマが変わるため、毎回“異なる学び”が得られます。
● 投資家のリアルな情報が一気に集まる
書籍やSNSでは得られない“生の投資ノウハウ”や、マーケットの最新トレンド、来年の相場観を直接、プロ本人の言葉で聞ける場になっています。
● 初心者〜専業まで、幅広い層が参加
会場には
- 投資初心者
- 兼業トレーダー
- 専業投資家
- 金融関係者 まで、多様な層が集まります。 リアルイベントならではの“熱量”が特徴です。
内容の幅がとにかく広く、
- マクロ経済
- 株式投資(短期〜長期)
- FX戦略
- 米国株
- インデックス運用
- テクニカル分析
- 投資教育





東京は大混雑でしたよ!
■ 会場の雰囲気|とにかく人が多い。大阪の熱気がすごい


今年の大阪は、場所が変わりました。(昨年度は、マイドームおおさかでした。)
今年は、グランキューブ大阪に!リーガロイヤルホテルのとなりとなります。
開場は10時、私は少し早めに着いたのですが、すでに受付前は列。
年齢層は20代~60代まで幅広く、「投資を始めたい人」から「すでに専業でやっている人」まで多様。
● 私の印象(現地で感じたこと)
- 初心者より“中級以上”の方が多い
- 特定の講師のファンが明らかに増えている
- FX勢より株式勢の比率が高い
- 書籍販売コーナーの熱量が圧倒的
- 物販・書籍の行列が常にできている
- IRブースでは「高配当」と「成長株」が中心話題
PanRollingのイベントらしく、
“儲ける本気度”の高い人が集まっている” 空気感がある。



個人的には、マイドームおおさかのが好きかも
■ 私が参加したセミナー
当日の私は、事前に予約していたセッションを中心に参加。
それぞれの内容を、現地で聞いた印象も含めてまとめていきます。
■ 10:00〜11:00
エミン・ユルマズ「世界経済と市場の未来予測」


朝イチのD会場は満席。
● メモ
エミンさんの講演会も何回か参加しているので、パターンがありますね。
- 割とスライド通り、講演をすすめるパターン
- 出張帰りなど、雑談が多めのパターン
今回は、①のスライドをすすめるパターンの会でした。
私は、名古屋から朝イチ移動でこのセミナーに滑り込み。
エブリシングバブルの緊張感を肌で感じられるセミナーでした。



まずは、このセミナーに間に合うために気合いを入れます
■ 12:00〜13:00
西山孝四郎 (石原順)「2026年は大変な年?」


このセッションは“今年いちばんざわついた講演”と言っていい。
なお、本講演のスポンサーはマネースクエアであり、冒頭に高尾さんが登場されました。


セミナーは、前回のがより濃い内容ではありましたが西山さんの市場への警鐘が大阪会場でもひびき渡りました。
今回は、Trading Viewのインジケーターのお試し版配布もあり、西山さんのトークも盛り上がりました。



講演時間も、はるかにオーバー!
最後に、2026年の特にアメリカの中間選挙への警鐘と金を買う重要性が一番ささりました。
■ 13:00〜14:00
岡崎良介 × 大橋ひろこ「野生の経済学で読み解く 新しい時代の投資戦略」
このセッションは“情報の密度がエグい”。



なお、西山さんセミナーが延びたため、後半からの参戦です
メモ
岡崎さんと大橋さんの会話形式ですすむセミナーでしたので、少しゆったりして聴くことができました。
大橋ひろこさんが非常に的確に聞き役を務めるため、話の流れがとても理解しやすい。
本セミナーは、オプション取引についてのお話でもあり、まだ挑戦してないジャンルなので興味深い内容でした。



ちょっと手をだす、余力がないかも
■ 14:30〜15:30
JIN × 岐阜暴威 × バカラ村「俺的暴威軍のガチFX戦略」


D会場が一気に雰囲気が変わる時間帯。
● 内容(ざっくり)
- JINさんの“あの感じ”で会場が沸く
- 岐阜暴威さんの超リアル体験談
- バカラ村さんによるプロのテクニカル視点
- SNS時代の資金管理
- トレードのメンタルは「全員死ぬ覚悟で」
● とにかく面白い
圧倒的に“ライブ感”が強いセッション。
笑いも多いのに、最後は深い。
岐阜さんの失敗のはなし、JINさんの今後の見通し(期待?)
大きな会場でも、あの雰囲気が展開してました!
エンタメ寄りと思われがちだが、エンタメ寄りですw
■ 16:00〜17:00
テスタ /佐田志歩「予約の取れない株バリ伝説」


この日の“最難関セッション”。
テスタさんはとにかく“生々しい”。
利益だけでなく、失敗の話も惜しみなく語る。



30億円買いました、ってサラって言うのがいいですw
Youtubeのファンがすごい
正直、ボクは見てないのですが、、、どうも松井証券のYoutubeのスピンオフ的なセミナーだったため、ファンの方のつどいという側面がありました。
証券会社各社のプロモーション戦略も色々あって面白いですね。
■ 会場で感じた「2025年テーマ」
フル参加して感じた、来年(2025〜26)に向けて市場を動かしそうなキーワードを整理します。
● 1. 日本株再評価
- 人口動態
- インフレ定着
- 賃金上昇
- 海外勢の買い
今年のイベントは明らかに“日本株強気派”が多かった。
● 2. 為替のボラティリティは続く
特にドル円・トルコリラ・メキシコペソの話題が多い。



円高はいつ?
● 3. AI関連はテーマ継続
ただし「銘柄選別が必要」に変化。



石原さんの話は是非肝に銘じておきたいです
● 4. インフレと金利の時代は続く
米国金利は“高止まり→緩やかに低下”というコンセンサス。



FRB会長の交代による影響は???
● 5. オルタナティブ資産(コモディティ・太陽光・不動産)
講師の話題としても増えたジャンル。



投資商品として一般化されてきました
■ 投資戦略フェアの魅力(行って分かったこと)


● ① とにかく濃度が高い
1日で“脳がパンパンになるほど情報が入る”。
● ② 講師の距離が近い
本やSNSでは味わえない“生の声”が聞ける。
● ③ 参加者のレベルが高い
会場アンケートを見ると、“専業・セミプロクラス”も普通にいる感じ。
● ④ 新しい視点が必ず手に入る
相場観が固定化している人ほど参加する価値が高い。
● ⑤ モチベーションが上がる
現地に来るだけで「やろう」という気持ちになる。
■ 今年の投資戦略フェアEXPO 2025大阪反省会


● 会場は、前のが好きだった。。。
なぜだろう、綺麗な会場になって、ワンフロアで全てがおさまるのに少し物足りない。
あと、グランキューブは会場のフロアにトイレが少なく、どこも大混雑でした。



まあ、この辺は趣味の問題かもしれない
● 恒例の書籍コーナーが、、、


色々事情はあると思います。物価もあがっているし、、、
でも、去年の会場は現金20パーセントOFFだったと記憶しています。



とっても残念です(買いませんでした)
期のせいか、本の種類や量も控えめなような、、、。
証拠は、こちらのブログをご参照ください。


● 出典ブースも、、、


混んではいたけど、ボリューム不足かな?


東京会場と比べるのが良くないのかな?
もう少しブースセミナーとか、活発にある方が良かったように思います。
自分の予定もあり、ブースに立ち寄りはほとんどしませんでした、、、。
とはいえ、
少しメジャーなセミナーを予定しすぎたこと。
たまには、違うのを聞かないと面白くないですね。
会場についても、今後いろいろな運営についての検証が出てくることでしょう。



毎年進化する投資戦略フェアに期待です!!
■ まとめ|“投資の熱量”を全身で浴びた一日





投資戦略フェアといえば、この顔抜き看板ですね
朝から夕方まで5本のセッションに参加し、まさに“1年分のインプット”が詰まった1日だった。
特に印象に残った3人を挙げるなら:
- エミン・ユルマズ(マクロの本質)
- 西山孝四郎(投資への警鐘)
- テスタ(個別株の生ける伝説)
そしてイベント全体の雰囲気としては「投資はますます“総合力ゲーム”になる」というメッセージを強く感じました。
来年も、間違いなく参加します。


お昼は、抜きで参加しました。
どうしてもカレーが食べたかったので、帰りは歩いて大阪駅まで行き途中の堂島の地下街のインディアンカレースパを食べましたとさ。



投資戦略フェアEXPO大阪といえば、カレーってことで








